「健康」を切り口にしたオーダーメイドスーツ

今月より、長期的に仕込んできたネタがひとつ、ようやく世にリリースされました。
クライアントの話なのですが、かなり嬉しい心地よさがあります。

新しい価値をもったオーダーメイドスーツが誕生したのです。

これまでの「ファッション性」とか「生地や仕立ての良さ」という既成概念の上に、
さらにひとつ「体の快適性(健康的)」という価値が上乗せされたことになります。

何をもって実現したのかというと・・・ ダルビッシュ選手など一流のプロ野球選手などの間で
利用者が多い 「ファイテン」社のアクアチタンを、肩パッド等に採用したのです。
ヒトの体に走る生体電流、これを整えるように働くそうです。

ファイテンは、いまや世界を活躍の場とする大きな存在。 1業種1社という原則でアライアンス
先を決めるそうです。 そのコラボレーションが実現しました。

歴史が長い商品は、価値を見直して高めていかねば 市場の競争や消費者の慣れによって、
価格が下がる一方となります。 今回の新商品は、まだまだ改良の余地があるとはいえ、
超高齢化社会に突入している日本において、あるいはこれから高齢化を 迎える海外マーケットに
おいて、とても大きな一歩だと断言できます。
私がテーマとして認識している『広義での介護予防』にも該当します。
ぜひ、若手の方々(当ブログの読者層のみなさん)からも、 この商品を広めていただきたいと
思います。

↑ アクアチタンの有無でオモリの重さがどれほど変わるかファイテン流のお試し体験コーナー

テーラー神谷(名古屋)、日本を代表するテーラーへ一歩前進。

当ブログでも、何度かご紹介したことがある当社のクライアント 「テーラー神谷」さんで、
またまた絶好調ニュースです。 今回は立て続けに2つの話です。いや3つか?(笑)

まず、『世界注文紳士服ローマ大会』に日本代表として参加することです。
オーダーメイドの紳士服は、イギリスやイタリアをはじめ欧米を中心として 広まってきた
文化ですが、もうグローバルスタンダードになって久しく、 世界各国に仕立て職人が
存在する状況になっています。その、世界大会。

世界最高峰と言われるようなテーラーも参加するこの大会に、名古屋の 「テーラー神谷」
も参加するのです。 大会は数日後にローマで行われるのですが、おそらくあまり情報は
伝わって こないと思うので(取材に行ってる記者はいないと思うので)、本人からの
結果報告を楽しみにしています。またこちらでもご紹介したいと思います。

次に、このテーラーを利用されている顧客様からのご紹介で、某著名人 (歌舞伎界の方)
のスーツを仕立てているという連絡を受けました。
勿論、 その著名な方に着用していただけることも嬉しいのですが、そういう重要な 場面で
のご進物に当社のクライアントが選んでいただけたことが何よりも 嬉しいと、ボクには
思えてなりません。

三つ目は、こういった活躍を中日新聞に取材していただけ、記事として 掲載されたという
出来ごとです。近年はテレビや新聞で露出されたことも 何度かありましたが、
こういうことは何度あっても嬉しいものです。 一足飛びを考えず、一歩ずつ着実に積み
重ねてきたことが少しずつ実を 結び始めてきているように思えます。

もちろん、頑張っておられるのは支援側ではなく、経営陣の皆さんと現場の 皆さんです。
ですが、コンサルタントとして10年近く関わらせていただいている 特別なクライアントです
ので、もう“他人事”とは全然思えないのです。

引き続き、精一杯のご支援を提供させていただこうと思います!
当社に出来ることを、すべてやるだけです。

      価値を伝えるお手伝い。 価値感をつくるお手伝い。
      これがリンクアンドグロウが得意とするご支援内容です。

オーダー業界の皆様への提言

今日は、ちょっと真面目な話を書きますね。
・・・というか、 しばらくの間はこんな内容を増やさざるを得ないかな・・・ とも思っています。

オーダー業界は、けっこう大変です。 少しずつ増えてはきましたが、
まだまだ若手が少ない世界ですし、全般的に変化や進化に乏しい(変えていきにくい)
業界なので、 私が『お、ここは頑張ったら、うまく伸びそうだ!』と思っていた企業や事業も
時間の経過とともに廃業へと追い込まれるケースが少なくありません。
本日も1通、残念な知らせが届きました。

(↑クリックすると拡大されます)

実態は聞いて知っていたのですが、改めて書面で見るととっても悲しい気持ちが。。。
このブランドは、少し高級&アッパー路線すぎる面もありましたが、かなり良い
レディースのオーダーメイドができる、東レの1事業部でした。
私が紹介させてもらった1社ではけっこう売れていましたし、やり方次第ではまだまだ
伸ばせたはず。。。と今でも思います。
この事業の責任者だった方とは何度かお会いしました。
コンサルティング支援の契約等は一切ありませんでした。

業績を伸ばさないとマズイ・・・とは毎回聞いていたので、色々とコンサルティングの
ご提案をしていたのですが、 実行に移ることはありませんでした。
このほかにも、今秋一気に2店舗を閉鎖した企業や、昨年に新プロジェクト立上げ中に
倒産してしまった企業。。。 何らかのお手伝いができれば・・・・・・と大いに悔やまれます。
正しいアクションをすれば、最悪の状況は乗り切れる可能性は あっただろうと思われて
なりません。(※これらもコンサルティングとしては全く絡んでません)

「モノがいい」だけではダメなのです。
  ★モノの良さが伝わる仕掛け
  ★モノの価値感を高めていく仕掛け
  ★良いモノを提供し続けられる企業・組織体への進化
・・・などなどが必要不可欠です。

いいでしょうか、「必要です」とは言っていません。 「必要不可欠」だと言っています。
“追い風”を待っているだけではダメです。 単なる「他力本願」です。
もう追い風が吹かず、向い風ばかりなのかも知れません。

LEON や MEN‘S EX が頑張って“追い風”をつくってくれました。
でも、ご存知の通り、雑誌ビジネスも苦しい時期を迎えています。 今、当社が成功事例・
成功の原理原則・・・等を総てを熟慮して、それなりの投資もして、
皆さんの情報発信活動を支援しようと活動中です。
そう、そのうちの1つがこの「オーダーメイダーズ」なのです。

受け入れがたいかも知れませんが、ここ数年間業績が芳しくない方はやり方・考え方が
少しだけ間違っている可能性が高いのです。 向かっている方向が、“成功”ではなく
 “失敗”である可能性が高いのです。
ぜひ一度、コーヒーでも飲みながらじっくりとお話をしませんか?

当社は、「良いモノ」を創っている企業を、これ以上潰したくないのです。 それだけです。
「今後どうすればいいのか?」が、明確に見えていない方は ぜひ当社の提案を実行してみて
ください。当社には見えているのですから。
(こういう動きを誰もしなかったら、数年後のオーダー業界は今よりも数段 寂しい状況に
 なっていることは間違いないと断言いたします。)

またまた店舗リニューアル!!

9月24日のブログにも書いてましたが、またまたさらに!

紳士服業態で『店舗の増床リニューアル』が発生しそうです!!

ほんとに不況なのでしょうか???

っていうくらい、ボクの周囲ではこの数カ月『リニューアル』話が多いです。

ただ、今回は売場面積が2倍以上になる増床のようで、 なかなかややこしそうですね。

商品の品揃えから、すべて見直しが必要です。

今日はこれだけです。以上!

10年後、20年後のオーダー業界を一緒に考えましょう

オーダーメイドのスーツ、シャツ、シューズ等のビジネスをなさっている 30代&40代のご経営者
・経営幹部の皆様方に向けて、 ボクはずっとメッセージを送っているつもりです。
ですから、今後ご子息に経営をバトンタッチされる予定の 50代・60代・70代のご経営者様にも
ご理解いただき、 できればご本人様まで伝えていただきたい内容でもあります。

さて、皆さんに質問です。
『日本メンズスーツ業界の10年後・20年後の姿って  いったいどうなるとお考えですか?』

いま40歳の方も、あと20年は働かないとダメなんです。 いま30代の方は、あと30年くらい
(労働人口減少×高齢者増大により)。 そのとき我々の業界はどうなっているのでしょうか?

今から10年前の1999年時点では、『ザ・スーツカ○パ○ー』みたいな ツープライスショップは
まだ日本全国でほんの数店舗しかありませんでした。 でも、10年後の今は大手4社だけで
100店舗以上あり、中にはたった1店舗で 年間10億円以上の売上を叩き出すショップまで
現れています。 1着30,000円未満のスーツが恐ろしく大量に販売されているのです。

確かに品質も高まっていますが、世間の方が持つ“スーツ”という商品の 価値感がこの10年
でさらに大幅に引き下げられたことは事実です。もちろん、郊外型専門店の大手4~5社が
勝手にやってしまった行為です。が、 この動きを防ぐことができなかったその他企業の努力
不足という見方もできます。 このまま進むと、どうなるでしょうか?

彼らの武器は“スケールメリット”です。そこにヒト・モノ・カネ・情報の全てが集まる。 とてつも
ない規模なのでイメージしにくいのかも知れませんが、多くの方が、 かなり曖昧にしか数字を
把握していないことを、これまでにボクは体感してきました。なのでちょっと書きます。

『ザ・スーツカ○パ○ー』は、1店舗平均でたしか6億くらい売ってたと思います。 (もしかすると
1~2年前のデータかも知れません。ご了承ください。)
売上構成比で6割がスーツとして、スーツ1着の平均単価が25,000円だとすると、
  6億 × 60% = 3.6億   3.6億 ÷ 2.5万 = 1万4,400着
まあ、かなりアバウトな計算でありあくまでも仮説ですが、でもどれだけ少なく 見ても、
1店舗当たり1万着以上は確実に売っているはずです。

何が言いたいのか?
基本的に、『モノ』を販売するにはサプライチェーン(供給網)が必要不可欠です。
要するにメーカーや問屋の存在です。
そして彼らは、基本的に『量』が動かないと成り立たないビジネスなのです。
(本当はそのビジネスモデルも、徐々に見直さねばいけません。)

それなりに設備が整っている生地メーカーや縫製工場にとっては、 20万円のスーツが
1000着売れるよりも、 少々安くても何万という着数が売れるほうが、基本的にはいい。
つまり、生地メーカーや縫製工場や問屋にとっては量販系ビジネスが 実は命の恩人。

・・・ということで、このままの状態(量で勝負するビジネスモデル)が続くと 中小規模の
小売事業者はもちろんのこと、 大手4~5社のサプライチェーンに入れなかった国内の
縫製工場・ 各種素材の商社・・・等の倒産が出始め、日本の業界がもっと縮小します。

『今だけで精一杯』とか『1~2年後くらいしか見えない』で大丈夫でしょうか?
一緒に、10年後・20年後を見ませんか?

「オーダースーツ」の価値について

『なぜオーダースーツが必要なのか?』

このことを真剣に考え、明確に答えて来た人はいないのではないかと 思っています。
もしかしたら、みんなが触れたくないタブーネタなのかも知れません。
でも、今日は書いてしまいます。

まずは『なぜスーツが必要なのか』という議題が必要ですね。 そこから行きましょう。
『スーツがグローバルスタンダード』というのは紛れもない事実です。
ですが、これだけに甘んじて『だからスーツ市場は無くならない』って 考えてしまうのは、
少々甘い見通しと言わざるを得ません。 世界規模で大きな流れが変わっている現状では、
もしかすると 新たなグロ-バルスタンダードが生まれる可能性があるからです。

具体的な可能性を挙げるならば筆頭は“環境問題”ですね。 CO2の削減は10年以上前から
本格的に叫ばれており、 日本でも“クールビズ”というキーワードを掲げて、
正装の象徴でもあった ネクタイを外すスタイルが5年位前から普及していきています。
“紳士の正装”を優先するのか、“環境問題”を優先するのか、 このあたりは紙一重の
ところまで来ていると言えます。

だが、ボクはあえて“紳士の正装”論を推したい。と考えています。
スーツスタイルのルーツは諸説ありますが、軍服からの流れを 汲んでいるのは事実だと
言えます。
戦争は断じて絶対によくないものですが、 大勢の人間を“律する”ために活用された軍服
の役割や機能性には、 現在や未来においても守るべき部分があると考えます。
世界中の万人がマナーや礼節なく生活してしまったら、それこそ いずれ平和な秩序が
崩れてしまうと思えてならないのです。

ビジネスでも政治でもヒトを動かすような立場にある人物には、 「権力」ではなく、
周囲からの「尊敬」や「信頼」や「期待感」を得てこそ そこで初めてヒトの心を動かせる
はずで、基本的にはそうであってほしいと 思います。
その場合にその人がTシャツにジーンズという服装なのか、 ビシッとネクタイを締めた
凛々しい姿なのか。 こういう意味でスーツが必要なのだと考えます。
人々に与える印象が、 目に見えない不思議な力の働きによって全然違ってくるのです。

そうしたときにさらに差がついてくる部分があります。
袖が長くブカブカのスーツを着ている人、 色んな箇所にシワが多く出てしまっている人、
ジャストサイズでシュッと端正に着ているスマートな人。
この中で「目に見えない不思議な力」を発揮するのはいったい誰なのでしょうか?
こういうシーンにおいてこそ、細かくメジャーで採寸された オーダーメイドスーツの
価値が大いに発揮されるのです。信頼感や安心感に繋がる不思議な力です。

長くなりましたが、こういうロジックをベースとして、
ボクはオーダーメイドドレスウェア業界を守る活動を やっていきたいのです。
「きちんとスーツを着る社会は、世の中にマナーを提供する」
そう、心から思うからです。

※補足※
オーダースーツだけを重視し既製品を否定する話ではないです。
既製品で見事にジャストサイズを得られる場合は、それはそれで よいことだと
考えていますヨ。

売れる理由/売れない理由

□ かっこよければ売れる

□ 欧米の人気ブランドに近い雰囲気になれば売れる

□ 商品知識や採寸知識に長けていれば売れる

□ 生地と縫製が良ければ売れる

□ 低価格で品質が良ければ売れる

 

いきなりイロイロとわけの分かんないことを書きましたが。。。

一応、オーダースーツ業界の話を書いてます(他の業界にも通じるが)。

上記は、すべて中途半端な正解であり、もっともっと深い話が必要です。

 

少なくとも、次の5つの視点

商品/売場づくり/集客策/接客方法/固定客化方法  で話をしないとダメ。

もちろん、商品が最重要であることは間違いありませんが、

それと密接に関わる他の4項目をしっかりと考えることも

継続的な業績アップ(最低限キープ!)を実現し続けるには

必要不可欠な要素なのです。