震災後のGW、消費者行動を見て思うこと

東日本大震災にて被災された皆様に対しましては、心よりお見舞い 申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。 弊社といたしましても、被災地ならびに
日本の復興に微力ながらも お役に立ちたいと考え、日々精進しております。

その震災からもうすぐ2ヶ月になろうという時期です。 そのゴールデンウィーク。
知人の旅館向けコンサルティングをしているO氏から、被災地付近の エリアの旅館では、
営業活動を継続するためにお客様に来て頂きたい のに、お料理の手配が難しかったり
自粛ムードがあったりと、なかなか 集客が難しいんです・・・なんて話を1ヶ月ほど前に
聞いていました。

ボクも個人的には、やっぱりそういう状況が続いてしまうのかな・・・ なんて思っていたの
ですが、最近の報道ではちょっと違うニュアンスが 見受けられますね。

『被災地の復興のために東北へ観光に来ました。できるだけここで お金を使って帰ろうと思います』

『福島産のお酒を飲めば、そのうちの○%を義援金として寄付する・・・ という旅館のアイデアに賛同。
自分にできることで、貢献したい と思いまして』

『はじめは自粛しようと思ってたんですけど、でもそれじゃあ 何の役にも立ててないなぁと思って・・・』

・・・と、とても嬉しいコメントがニュース番組で流れていたのです!
「正しい行動」をとれる日本人が、こんなに多くいるなんて! すばらしい!!!
こういう行動をとってくださった皆さん、ありがとうございます、本当に。

ボクはGWもほぼ毎日仕事なので東北旅行はできませんでした。 なので感謝申し上げます。
ただ、ボクも経済活動には関わっていますので、超微力ながらも 何らかの支援につながる
だろうと思ってやっています。 そう、今回言いたいことは、まさにこの部分です。

『各自が、自分にできることを、着実にやる』
ボクみたいな人間が日本を語るのは大変おこがましいですが、 今後の日本(労働人口減少
が止まらない)では、まずこの考え方を 全員が共有することから始めないといけないはず。

『できないことをやっている』っていう会社や組織が多いですからね。
  ・安全を提供できていない飲食関連の会社(偽装など)
  ・けっきょく安全じゃなかった原子力発電 ・国としての明るい未来をつくれない政治家や公務員
   (年金、医療、介護、教育、育児、出生数、領土問題・・改善されていく気配ナシ・・・)
 
先日の選挙で当選した皆さんは、どう過ごしておられるのでしょうね。
いろいろと考える、ゴールデンウィークです。