『量』が『質』に変わる。

前職のコンサルティング会社に勤めていたときに、自身でも実感し、

よく使っていたコトバです。 『量が質に変わる』。

我々が生きているビジネスの世界では、『質』と『価格』が常に問われ続けます。

この2つからは逃げられません。だから、この2つのことを真剣に考えないといけません。

 

 

ボクがクライアントに薦める戦略は、基本的に『高品質化×高価格化』です。

いわゆるブランド化戦略ですね。高価格帯じゃなく中価格帯の場合もありますが

それなりに多くの成功事例を作ってきたと自負しています。

このコンサル活動の中で学んだ大事なことを今日は書きます。

 

 

『質』は自然には絶対に成長してくれません。

むしろ時が経つと劣化しかありません。

頭でじっくり考えたって、絶対に『質』は伸びません。

『質』を高める唯一の方法が、『量』をこなすということです。それしかありません。

もちろん、ただ何となく『量』をこなすのではなく、必死に『質』を追求しながら。

『量』をこなせば何かが見つかるんじゃなくて、その『量』が『質』に変わるんです。

 

 

このことは、つまり『勉強好き』であることも求められます。

『質』にこだわりながら『量』をこなすということは、『探究心』なしではありえないからです。

だからボクの師匠(船井幸雄氏)は『好きなことを仕事にしなさい』と言いました。

あるいは『今の仕事を天職だと思って、好きになって、必死に頑張りなさい。』と言いました。

 

 

同様のことが一流のスポーツ選手の発言からも実証できます。

サッカーの三浦知良選手(46歳)は最近のインタビューで次のように答えています。

「40代後半になっても20代の頃の気持ちと全然変わってない。サッカーが大好きなだけ。

うまくなりたいだけ。』

また、ソチ・オリンピックでメダルを取ったスキージャンプの葛西選手(41歳)もこのように

仰っていました。

「今が一番楽しい。今が一番うまい。もっとうまくなって金メダルを取りたい。」

 

 

 

ただし、注意点が1つだけあります。

彼らは決して自己満足だけを追求していないという点です。

ここを誤解しないことが重要ポイントです。

スポーツの世界だけじゃなく、競争社会でも、間違いなくライバルの存在があり、

「そのライバルよりうまくなりたい!」というレベルなのです。これ、とっても重要です。

自己満足レベルの『量』では、価値と認められるような『質』には変わらないわけです。

 

 

刺激しあえる厳しい環境の中に身を置いて、『量』をやっていきましょう!

(前職の職場がまさにそう。毎週90~100時間は働きました。一般人の1.5~2倍です。

しかも相手は「県で1位」とか「業界で1位」とかを目指す、賢こくて信念の強い経営者ばかり。

おかげさまで7年間かけて少し『質』へと変わりました。)

そんなことに付き合ってくれるパートナー(仲間)、随時募集中です!!(^0^)/

ご連絡くださいね! (^_-)-☆