大事なのは自社。広告やパブは単なるキッカケ作り。

セミナー講師D - コピー

本末転倒になってるケースがけっこうあると思います。
広告とかパブリシティに力を入れて、自社サイトはイマイチ…っていうパターンです。

通販事業ならそれでオーケーです。
でも、来店型のビジネスをしている場合はそれではダメなんです。

その理由をいくつか書きます。

【理由1】
広告程度の情報量で「買う」という行動までいっちゃうヒトは、あまり吟味していないヒト。
そういうお客様は、すぐに他のお店に行っちゃうヒトなのです。
そんなヒトを呼ぶために、お金や時間を投じていてはいけません。

【理由2】
常に狙うべきは「広告に頼ることなく、お客様がどんどん増える状態」です。
広い意味でのブランディングです。
その際に何が1番大切なのかと言えば、それは「顧客満足」以外に何もないのです。

【理由3】
社員でもアルバイトでも、従業員を抱えている場合はそのスタッフを育てることが
「顧客満足」と同じくらい大事です。
そのスタッフが経営陣と一緒になって「顧客満足」を求めてくれるかどうか、
そこが成否を分けるからです。
外部の広告会社とか制作会社に高い費用を払い続けることはこのことに逆行しがちです。
外を使うなら、自社スタッフが成長するために使うべきなのです。

「知り合いが使っているから」とか「なんとなく自分が好きだから」等の理由で
付き合う広告会社や制作会社を決めている社長やオーナーがけっこういます。

とても不思議な判断軸です。
理解に苦しみます。

広告宣伝費は「成果」で見ないといけないのです。
売上や粗利がどれだけ増えたのかが大事なのです。当たり前ですよね。
「成果」に繋がらない広告宣伝活動や時間は、ドブに捨ててるのと同じですが
広告会社とかを選ぶとき、ちゃんとそういう面でのチェックをしていますか?
もったいない使い方をしていたら、いずれ顧客や従業員にもそれがバレますヨ。

自分が学ぶこと、スタッフを成長させられること、にこそ
貴重なお金・時間を使いましょうっ!
(船井総研時代から言うこと変わってない……汗)