小規模のお店や会社が大きな力に勝つ方法

みなさん、こんにちは。石本です。
おかげさまで、起業してからもうすぐ丸3年になろうとしています。
ここまでにも色んな経験をしましたが、まだまだ発展途上。
“時代の大転換期”をチャンスとみて荒波に飛び込んだわけですが、
今年は「東日本の大震災」と「動かぬ政治」と「世界の金融不安」という
最強クラスの3災害に加え、twitterとfacebookという2つのSNSが
ものすごい急速に拡大&浸透して一種の“情報伝達革命”を起こし、
総合的にさらなる大転換へと世の中が一歩前進した年だと、
ボクは 認識しています。
ますます混沌としてきている・・・そんな感じですね。

支えてくださっているお客様方や仲間の皆様には感謝しかありません。
本当にありがとうございます。
でも今日はそういう類の話ではありません。

当社が地元でやろうとしていることを記述させて頂きます。
ボクは関東で数年間暮しましたし、一時期は東京駅から徒歩1分の丸ノ内
(日本一級の 家賃と言われる)ビルに座席があった時期もあります。
かなり刺激的で、とても面白かったですネ、やはり。

でも、大好きな地元に帰ってきています。この辺の“良さ”が忘れられなくて。
ところがどっこい。
大好きだった阪神間(芦屋や西宮周辺)にも、やはり大きな変化が・・・。
全国の地方都市と同様の現象、「大型店の台頭」です。

ここ最近の数年間で、一気に増えているんですね、大型店が。
  ・ららぽーと甲子園(2004年開業、約150店舗)
  ・阪急ガーデンズ(2008年開業、約270店舗)

そして、電車なら10~20分で行けてしまう大阪や三宮という大都市。
特急や新快速が増加したり、駅が増えたり。
特に大阪は百貨店の増床ラッシュの真っ最中。
大手の勢力によって、中小零細企業やショップが減ってしまう!
その町の“らしさ”が減ってしまう!!(またココでも?!)

ボクは、決して大企業や大型店を非難したいわけではありません。
競争社会ですから、競争を嘆いても仕方がありません。
中小零細企業や個人商店などはもっと色々と工夫していきましょう!
ってことが、言いたいのです。

ボクは以前の勤務先で全国の様々な中小零細企業の業績アップ支援を
やっていました。
それは今も続けていますし、今後もやりたい仕事です。
なぜそう考えるのかというと、色んな意味で世の中を左右する仕事だと
認識したからです。“家族的”な会社が多いんですよね、まだまだ。

じっくりと人材育成に取り組んでおられる経営者や幹部社員が、実に多い。
また、地元に対する愛情や感謝の気持ちがあり、本気で“地域貢献”を
考えておられる方々も多い。
大賛成なんです。そういった方々の力になりたい!と、強く思うのです。
(たとえ大したことは出来なくても。こういう会社が効率最優先の会社に
負けてしまわないように応援する必要があると考えています。)

では、そこをどうやって実現していくのか?

ずばり、「中小企業など、弱者同士の協力」です。強力タッグしかないです。
そうなんです。ヨコの繋がりとかタテの繋がりに限らず、異業種とも繋がって
中小零細企業は1社1社は小さくてもどんどん大きくなっていけるんです。

出会いがあって、学びや気づきがあって、何か新しいことが始まって・・・
そうやって皆で成長していけるはずなんです。
そうすればお客さん(消費者や取引先)も喜ぶはずだし。。。

そんなことをやっていきたいですね、地元エリアでは。

“生き残り競争”ではなく、前を向いて日々進んでおられる皆さんが
できるだけ多くの「雇用の場」と「人材育成の場」をつくり、
地域社会が どんどんよくなっていくことを追求して。

そうやって地域に深く根差し、地域貢献意欲が高いお店や会社こそが
地域から支持されて生き残っていくはずです。
もちろん、商品やサービスがそれなりの付加価値ってことも 重要ですが。。。

こういった思想・視点をベースとして、
当社は「地域ブログ・ポータル」に 関わっていこうと考えています。