「顧客育成」とは、「階段」をつくること。

皆さん、こんにちは。 中小零細企業の味方、リンクアンドグロウです(笑)。

さて、今日のテーマはヤフーさんから来たメールを見て決めました。
ボクが個人として持っているヤフーのIDは、基本的にもうほとんど活用していません。
その昔、ヤフオクで少しだけ売買をやってみたくらいで、今はご無沙汰なのです。
ネットショッピングなら、今は「楽天市場」を時々使っている状況です。
そこへ急にメールが来たので、少々驚きと興味を持ってメールを見てみたのでした。
そうすると・・・・・・、「なるほどね~」という興味深い内容でした。

ヤフーが10月15日に一種の顧客育成プログラムである「スタークラブ」 というものを
開始したようです。 概要としては、個々の登録ユーザーにそれぞれランクを付与し、
「Yahoo!オークション」をはじめとする各種サービスの利用状況に応じて 特典内容を変える
・・・ということのようで、レギュラー、ブロンズ、シルバー、 ゴールド、プラチナの5段階の
「ランク」があり、特典内容としては Yahoo!ショッピングのポイント倍率アップや限定セール
への招待、 Yahoo!オークションの1円スタートセールへの招待などがあるようです。

別に珍しい話ではないですね、こういうプログラムは。 楽天さんもやってますし、ANAの
マイレージでもグレードがあります。 でも、今回は、自分が“ビジネスマン(コンサルタント)”
としてではなく “単なる消費者”として実感できた感覚がありました。大きな再発見です!

実は、ボクに付与されたグレードは「レギュラー」だったのです。
そうすると・・・ まず、こういう風に考えました。 『ボクは確かにあまりヤフオクとか使ってないけど
“レギュラー”って一体 どの辺りのグレードなんだろ?』と。
⇒ そして、ランク構成の情報を探しました。
⇒ そして発見し、そのときに持った気持ちは次のようなものでした。
『あれ、最下位のグレードだ。それはヤダなぁ。。。  やっぱりヤフーも使わなきゃダメだな。』

コレってものすごいことですよね?『使わなきゃ!』って思ったんですよ。
おそらく、自分が好きで利用している企業や商品には、 “貢献して認められたい”的な気持ちが
少なからず芽生えるのでしょう。 『ランクダウンがとっても辛い』、そういう気持ちが実際にボクに
生まれたのです。 人間って、面白い生物ですね。 だからマーケティングも面白いのでしょうね。