「ブログで業績アップ」に必要なのは接客力と売場づくり力

百貨店の中のアパレル店や衣料品のセレクトショップで

ショッピングした時のことを思い出してください。

ほとんどのお店がしっかりとした接客をします。

スタッフの方が提案やサポート・気遣いをしてくれて

けっこう信頼感ありますよね?

接客があったからこそイイ買い物ができた!っていう経験、

みなさん一度はあると思うんです。

ブログって、あれなんです。

 

 

お店に入った段階ではまだ何を買うか決まっていない。

というか、その店で買うかどうかも決めていない。

そこからのスタート。

洋服のセレクトショップやブランド店の接客については

大手企業ではかなり研究・分析が進んでいて、

各社が独自にセールストークや応酬話法などを磨いています。

大手コンサルティング会社に勤めていた時代、5年間ほど

ボクも超有名セレクトショップの接客力向上プロジェクトの

メンバーとして参画していました。

だからコレに関してはかなり自信があります。

(元同僚Sさんは接客本の出版や執筆で活躍中ですしね)

 

 

特に目的が定まっていないお客様を「いらっしゃいませ」と

お迎えしてから、いろいろお話したりして距離を縮め、

最終的にはご購入いただき、大満足でお帰りいただく。

しかもお店や個人のファンにしてしまうことも多い。

これこそがブログ(ホームページも同じ)の目指すべき姿です。

24時間×365日、レベルの高い接客をしてくれるパートナー。

 

 

そんな理想的なブログ活用法(接客法)を、ようやく体系立てて

説明できるようになりました。

ブログやSNSって、細かなテクニック論が飛び交うのですが

やはり大事なのは全体的な戦略からの落とし込み。実はけっこう

膨大な知識を必要としますし、ITに関する情報は日々変わるので

なかなか分かりやすく説明することが難しかったのです。

でも、今ならいけます。

ブログは「蓄積型」なので、良くないやり方で蓄積してても

それはやはり良くないわけですからね。

ボクも本にして出版してみたいですが、まずはスクール形式から。

皆様にすぐにでも役立てて頂きたいので、近日中にスタートする

予定です。第1期募集は15~20名様を予定しています。

募集案内を希望される方は、「ブログスクール募集案内希望」と

メールをお送りください。優先的にご連絡させて頂きます。

 

info@linkandgrow.jp こちらまで送ってください。

 

 

地域ブログでの成功実例とその理由

経営コンサルティングを事業とする当社が『楽園ブログ』を運営しているのは
もちろん経営支援的な意味合いが強いからです。
決して「好きだから」とか「地域貢献したい」が主ではありません。

「絶対に儲けに繋がる」という確信が、ボクにはあります。
きちんと理論も説明できます。成功実例もつくっています。
だから皆さんにオススメしているのです。
(成功実例をつくっていない人のセミナー等は注意してくださいね、最近割と
 多いですけども。話が上手で分かりやすくても、それで本当に成功するのか
 どうかは別問題です。話を聞いて満足してるだけならそれでイイですけど…)

実際に儲けに繋がっている例がありますので、まずはそのお話から。

過去にもココか別のブログかで何度か書いているのですが、当社が運営する
オーダーサロンGREENDAYSが良い例なのです。
古い雑居ビル4Fのワンルームテナントで、苦楽園のメイン通り沿いですが
看板も小さく、ほとんど誰も気付かないような存在感のないお店ですが・・・
(売上げ規模は小さいものの)年商数百万円の売上があり、その90%以上が
ブログを見たお客様からの売上で成り立っているのです。
しかもスーツやシャツは購買頻度が低い商材なので、ほとんどが新規客です。

もう一つ顕著な成功例があります。
潮芦屋という芦屋市の最南端(埋立地)にお店があるオーダー革小物の
HEDGEさんです。ここもブログを始めてからグングン売上を伸ばして
おられます。今ではいつ行っても店内にお客様がおられます。
ぜんぜん大袈裟じゃなく事実です。
店長の大垣さんには以前に楽園ブログとしてのアンケートにご協力頂いたの
ですが、「ほとんどのお客様がブログを見ており、その情報を題材にして
お客様とのオーダー内容についての話が進む」ということを書いておられ
ました。

さて、何かに気付かれましたでしょうか?
この2店舗の事例には共通点があるのです。
そう、オーダーメイドであるということです。
これも確信部分の大きなヒントになります。

ブログを使った業績アップ手法は、基本的にはどんな業種にも当てはまり
ます。ただインターネットの特性を深く理解し、正しい戦略で使わないと
結果に結びつきません。
「ブログでは業績アップにつながらないのでは」と言われる場合、
ほとんどの場合、ブログの使い方を間違えているのです。
正しい戦略で使えていないのです。

インターネットへの心理的な関わり方は、大きく2種類に分かれます。
能動的か、受動的かです。
 能動的に何らかの情報を探しているか
 受動的に何となく情報を流し見しているか

さて、「モノを買いに行く」「サービスを受けに行く」に繋がりやすい
狙い目の消費者は、能動的か受動的か、どちらの人だと思いますか?

― すみません、これはボクにもデータがなくて分かりません。
 (たぶんこんなデータはどこにも無いと思いますw)

では改めて… 
大勢ではなく1人を相手にした場合、能動的に探してる人・受動的に
流し見してる人のどっちの方が儲かると思いますか?

― これは明確なんです。能動的な方です。

受動的な人が消費的な行動に移る場合は、ほとんどの場合「お買得!」
という部分に反応しているのです。安いことが重要ポイント。
だから儲かりません。

これに対し能動的に探している方というのは、欲しいモノ・受けたい
サービスがある程度頭の中でイメージされていて、それをどうすれば
買えるか、どこで売っているか等が不明だから能動的に調べているの
です。その中には「多少高値でもいいから」という気持ちで一生懸命
探している方もいらっしゃいます。(もちろん「できるだけ安く」を
能動的に探す方もいらっしゃるのですが)

「多少高値でもいいから…」の方がお客様として来てくれると儲かります。
実はGREENDAYSやHEDGEのオーダーメイドは、
まさにそのパターンにどんぴしゃでハマっているのです。
何らかの理由で既製品では満足できない方が、ご自身の満足度を高める
ためにオーダーメイドを選ぶので、安さはさほど求められないのです。
お客様の高度な要求にお応えすることが求められているので、その部分
は高付加価値であり、対価としても相応のものを頂戴できるのです。

では、オーダーメイドじゃない商売の方はどうすればいいのでしょうか?
ブログを使う戦略に合わないのでしょうか?
とんでもありません、どんなビジネスでも合うパターンがあるはずです。
先ほど書いた「多少高くてもいいから」というキーワードをもう少し
深く掘り下げていきましょう。

「多少高くてもいいから…」の「…」の部分にはどんなコトバが隠されて
いるか分かりますでしょうか?

答えは次のようになります。
「多少高くてもいいから、満足度の高い買い物がしたい」
「多少高くてもいいから、絶対に失敗したくない」
これが答えです。

わかりましたでしょうか?
この欲求に応えていけるようにすればいいのです。

そう、つまりボクは経営戦略として「高粗利ビジネス」に力を入れよう!
と提案しているのです。ブログを使えば高粗利・独自商材の販売点数を
増やすことが可能なんです。モノやサービスの競争が激しくなる一方の
ニッポンでは、今後コレをやっていくべきなのです。
(どうしても薄利多売が好きな方は、どうぞそれを続けてください。
人口減少社会で薄利多売ビジネス…理論上ムリなことは明白ですが。)

これこそがブログを使うべき業績アップ戦略です。
その他の使い方にはあまり適していないと思います。

ブログが得意とするのはロングテールのニッチキーワード。
ここが最大の重要ポイントなのです。
情報を探している人はどこで・どうやって情報を探すのでしょうか?
今なら絶対にインターネットの「キーワード検索」で探すのです。
だから数回ブログ記事を投稿したくらいで判断してはいけません。
少なくともキーワード検索をきちんと意識しながら50記事以上は投稿
してみないと、なかなか本質のところは見えてきません。

そろそろ長くなってきましたかね。
では・・・この続きはまた次回にて!